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馬田砿業
Matian Mining
2018.9.2-3.前編
レポート :  【 2015.8 】 【 2016.3.前編 】 【 2016.3.後編 】  【 2016.11-準備中 】 【 2018.9.前編  】 【 2018.9.後編 】
         
   
今回の馬田砿業 訪問は、もともと 知人のYNさんが計画中のプランに、お誘いいただき 飛び入りでご参加させていただくことになったものです。

成都の旅行社の王涛さんが 広州に出張される機会を利用し、ガイドをお願いできるとあって 好都合でした。 

前日の夕方に 郴州西駅で待ち合せ、3人揃って 馬田鎮へ入りました。
  
   

 
 
  翌朝、チャーターしたタクシーで いつものように 7時10分頃に車庫へ出向いたところ、2両の機関車は 既に出庫してしまった後でした。

このため X053県道の踏切へ 車を先回りさせ、空車列車の接近を 待つことになりました。

7時半頃、生い茂った下草と 木の枝をかき分けて、1本目の空車列車が 近づいてきました。


 
     
  上の写真の続きです。

最後部には、2人の職員が乗っていました。
     
  空車列車を 5分程 追いかけていたところ、街の中で スピードを落とし 停車してしまいました。

どうやら 道路脇の商店で、積込む荷物が あったようです。
 
     
  その後、私達は 車で先回りし、高泉塘駅手前の山道で、空車列車を俯瞰することにしました。

8時5分頃、勾配を登ってきた 空車列車は サミットのトンネルを前に ヘッドライトを点灯しました。


 
     
  その後 階段をくだり 高泉塘駅へと出向きましたが、先ほどの空車列車は 既に新星砿へ向け 発車した後、また 後続の列車も 高泉塘砿から折り返した後でした。

がっかりしていると、顔見知りの女性駅員から 「新星砿から、すぐに 戻ってくるわ」 と言われました。

プラットホームで待っていると、そのとおり 8時半頃に 石炭列車が トンネルから出てきました。
     
  高泉塘駅を発車した 石炭列車を 再び追いかけて行くと、 芝蘭沖駅の少し先で 臨時停車していました。

9時頃のことです。
 
     
  線路沿いの農家で ご不幸があったらしく、前方では爆竹を鳴らしたりしていて、葬列が 線路を塞ぎ退く兆しがありません。

石炭列車の職員も、無理やり通過するわけにもいかず、困り果てているところでした。
 
     
  機関車の運転室で 様子を見守る運転手も 「いつになったら 走れるのやら」 と、グチをこぼしています。

後で聞くと、ここで 30分近く 待たされたそうです。


 
     
  私達は 馬田に先回りして 構内で 待ち受けることにしましたが、先ほどの石炭列車は 10時過ぎに ようやく戻ってきました。

石炭の荷降ろしの際は、粉塵の舞上りを防ぐため、スプリンクラーで散水していました。
     
  馬田では、このあと 高泉塘砿へ向かう予定の 空車列車も、列車の到着を待ち構えていました。

その空車列車は、馬田を出た先にある 未舗装の併用軌道区間で 撮ることにします。

丘の上で 待ち構えていると、11時に 通過していきました(015号機)。
     
  12時10分、高泉塘砿にて折り返した石炭列車が、 高泉塘駅を発車して行きます(015号機)。
     
  この日は 午後も 数往復の列車が走るということがわかりましたので、旧 高倉砿への分岐点であった 江家駅の先のカーブ周辺を歩いてみました。

写真は、15時半頃に カーブを通り抜けた列車です。
     
  9月上旬とはいえ 残暑が非常に厳しかったため、その後は 木陰に入り 暫らく 休憩することにしました。

写真は、ようやく日が傾き始めた 17時20分頃に 江家駅を通過して行く石炭列車です。

 
     
  その後 X053県道まで歩いて、タクシーと合流できました。

最終の石炭列車が 姿を見せたのは、18時近くのことでした(015号機)。