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江西漂塘钨業　漂塘砿区
 Jiangxi Piaotang Tungsten Mining / Piaotang Mine
2018.10.25
レポート : 【 2018.10 】
         
   
この日は 朝 9時に着く列車で 大余駅に到着し、タクシーで 大余県内のタングステン砿山を巡る計画を立てました。

漂塘砿区 は不便な山中にあるため 昼前には 他へ移動するつもりでしたが、沿線の景観に引かれ 空腹をこらえて長居をすることになってしまいました。

なお、今回の旅行は 知人のＡＴさん、そしてガイドの 李卓珣さん に ご一緒いただいての 3人旅 です。     
 		    

 

 		 Google の地図を見ながらタクシーを走らせていったところ、道路脇に 砿区の坑口が見えてきたのは 10時頃のことでした。

タイミング良く、坑口の外に 砿石列車が停まっていました。
 
牽引しているのは、10t タイプの電気機関車です（12号機）。
     
  許可を得て 構内に入らせてもらいました。

10分もすると、前方から 空車列車が到着しました（10号機）。

坑口から選砿施設に至る区間は、単線になっているらしく、先ほどの砿石列車は 交換待ちをしていたようです。
 
     
  坑口のポータルには 「主平窿」 の表示がありました（メインの横坑であることを示しています）。

交換待ちの砿石列車は、空車列車の停車を待って発車しました（12号機）。

その後も わずか5分ほどの間に、更に 2本の砿石列車が 坑内から出てきました。

坑内は、複線になっているのでしょう。
 
     
  構内には、他にも 数台の電気機関車が停まっています（6号機 他）。

この先は、山道が 軌道に沿うように 1.5km ほど続いています。

タクシーをここで待たせて、山道を 歩いてみることにしました。
     
  10時40分、山合を 空車列車が戻ってくるのが見えました（13号機）。
     
  更に 少し先で待ち構えていると 10時50分頃から 砿石列車が3本 立て続けに 通過して行きました。

こちらは、その1本目です（8号機）。
 
     
  上の写真の続きで、最後の3本目です（0号機）。

沿線は、どこも 山裾側の樹木が 綺麗に伐採されていて、撮影には 実におあつらえ向きです。
 
     
  もう少し先へと歩いて行くと、軌道の交換施設が見えてきました。

暫く待っていると、11時15分頃 2本の空車列車が通過して行きました。

写真はそのうちの2本目です（12号機）。

なお この場所は 帰り際にも 通りましたが、列車の交換シーンは 見かけませんでした。
 
   
  更に奥へと進み、別の場所で 待ち構えていると、12時25分頃から 3本の砿石列車が 相次いで通過して行きました。

写真は その2本目の列車です（0号機）。

Google の衛星写真によると、この先は 道路が 軌道から遠ざかるため、列車を見下ろせる場所は無さそうです。

やむを得ず、来た道を戻ることになりました。
 
     
  13時に 坑口のヤード付近へ戻ってきたところ、砿石列車が発車して行くところでした（1号機）。
 
     
  続行の2本目も見届けたところで、待たせていたタクシーに乗り込み、この砿山を後にしました（2号機）。