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達竹煤電 柏林煤砿
Dazhu Coal & Electric Power / Bailin Coal Mine
2016.5.31
レポート :  【 2016.5 】
         
   
達州から乗車した路線バスは、柏林の街中で永らく停車したあと 511郷道に入り 柏林煤砿の事務所のある突き当り付近まで 運んでくれました。

下車後は、事務所や炭砿住宅の間を縫って 裏手の方へ 階段を上って行くと、目指す 電化軌道が 見つかりました。

なお、現地での案内は 成都の旅行社(張輝氏)に お願いしました。
 
   

 
  事務所裏のヤードには、停車中の電気機関車の姿がありました(5号機)。

居合わせた職員に聞くと、この列車は 炭砿で出た ズリを こちらへ 運んでいるのだそうです。
     
  反対側から撮りました(5号機)。

櫓の上に ビューゲルを2つ載せた タイプです。

奥に行くと 左の方に ボタ山へと登る インクラインがあります。
     
  ヤードの脇には、錆びついた ディーゼル機関車の廃車体が 無造作に並んでいました。
     
  東側にある 坑口方面へ向かって 歩き始めました。

途中の側線には、人車が 並んでいました。
 
     
  10分ほど歩いたところ、前方から ズリ捨て列車が やって来ました。

慌てて 線路脇の とうもろこし畑に入って 撮りました(1号機)。
     
  炭砿の坑口近くにやって来ました。

立派なホッパーですが、ズリの積込 だけに使われています。

もしかすると、以前は 石炭も ここで積み込んでいたのかもしれません。

 
     
  10時半頃、空車列車が 到着しました(5号機)。

牽引しているのは、先ほど 事務所裏のヤードで見かけた 機関車です。
     
  到着した機関車は 直ぐにトロッコを切り離し 機回しを始めました(5号機)。
     
  こちらの炭砿では、ズリが トロッコで運ばれるのと対照的に、採掘された石炭は 索道で搬出されて行きます。

坑口の近くから 眺めることができました。

ところで、沿線には 6-7階建の炭住アパートが 何棟も 建っていることに 気が付きました。

早めの昼食を済ませた後は、それらの屋上に登って 列車の走行シーンを 撮影してみようと思います。

 
     
  13時前に、まず 1棟目の炭住アパートの屋上に登りました。

エレベーターなどないため、6階建の屋上まであがるのは 一苦労です。

乱れた呼吸が ようやく治まった頃、空車列車が通過して行きました(5号機)。
     
  10分位すると 折り返しのズリ捨て列車がやって来ました(1号機)。

屋上からの見晴らしが良いのに 味を占め、今度は 隣の炭住アパートへ移動します。
     
  隣のアパートでは、屋上から 高架橋が 見渡せました。

次のズリ捨て列車が来るまで、30分位 かかりました(5号機)。
     
  上の写真の続きです(5号機)。

ズリ捨て列車は、アパートの前を 通過して行きました。
     
  その後 5分ほどで、折り返しの 空車列車が 走って行きました(1号機)。
     
  その後、アパートからも 見渡せた 高架橋の傍で 列車を撮ろうと考えて、線路脇に戻ることにしました。

最初に やって来たのは 空車列車でした(5号機)。

列車の後ろには、先ほどのアパートが見えます。
 
     
  ズリ捨て列車が通過したのは、15時15分頃のことでした(1号機)。

薄暗くなって 小雨が降り始めたので、ここまでで撤収することにし、再び バスで達州に戻りました。