訪問リスト >> 銅川砿業 玉華煤砿 >> 2016.6

銅川砿業 玉華煤砿
Tongchuan Mining / Yuhua Coal Mine
2016.6.7
レポート :  【 2016.6 】
         
   
知合いの竹内さんと一緒に、中国のナローゲージを訪れることとなり、ディーゼル機関車が活躍している 玉華煤砿にやって来ました。 

ここは 採掘を始めて日が浅い 近代的な大型炭砿であるため、果たして 構内に入らせてもらえるのか 大いに 気を揉みながらの訪問です。

なお、案内は 西安の旅行社の康勇さんに お願いし、銅川からは タクシーで現地に向かいました。
 
   

 
 
  最初に訪れた 炭砿の正門では、予想どおり 構内への進入を断られてしまいました。

このため、施設の裏手にある ズリ捨て場と思われる場所まで タクシーに回ってもらい、裏口からの潜入を試みることにしました。

幸いなことに こちら側では 咎められることなく、軌道のある所まで たどり着けました。

終点には、ズリ捨てのための 2連のチップラーや 空のトロッコが並んでいます。




 
     
  ズリ捨て場から先に進んで行くと、職員の詰所がありました。

ここで 機関車の撮影については 許可が得られたものの、奥の方には 立ち入らないように と釘を刺されます。


 
     
  先に進むこともままならず、しばらく待機していると、職員のうちの一人が 目の前のディーゼル機関車の方へ 歩いて行きました(3号機)。

間もなく 動き始めるようです。
 
     
  機関車は 単機で 20m程 先に進みましたが、そこで一旦停止しただけで、間もなく こちらへ 戻ってきました(3号機)。

周りには、普段 この機関車が牽引しているであろう 資材を載せる トロッコが並んでいます。
     
  側線の 元の位置に 戻ったところです(3号機)。

一向に帰る気配を見せない 私達に、少し サービスをしてくれたのかもしれません。
     
  機関車は、当初の停車位置と比べると 2mほど 前まで 進んだものの、運転士は エンジンを停めて下車してしまいました(3号機)。
     
  少し傾いて「危険」と書かれた 塀の向こう側には、倉庫や 金属製のネット、レンガなどが 並んでいました。

中は、資材置き場でした。
     
  ディーゼル機関車の銘板です(3号機)。

2009年製の 80PS クラスの機関車です。

何とか ディーゼル機関車の走行シーンも撮ることができたので、職員達に 挨拶をしてから 撤収しました。