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湖南有色金属 黄沙坪鉛鋅砿
Hunan Nonferrous Metals / Huangshaping Lead & Zinc Mine
2016.11.23
レポート : 【 2016.11 】
         
   
朝 長沙から乗車した高速鉄道を 郴州西駅で下車し、タクシーを使って 40 km 先の 黄沙坪の街に向かいました。

郴州市には 複数の炭砿軌道がありますが、今回の訪問先は 鉛や亜鉛の砿石を採掘している 砿山です。

なお 現地への案内は 長沙の旅行社(伍 佳 氏)にお願いしました。
 
   

 
  タクシーを下車した後、まず訪れたのは 「主平窿」 と記された 坑口でした。

砿石輸送に使用されている 坑口です。

電気機関車の牽く空車列車が、途中まで 中に入ったところで停まっています。

坑口の 右方向には、選砿施設とを結ぶ線路が延びています。

一方 左手には、別の坑口に続く線路が延びているのですが、レールは錆びていて 最近は使われていない模様です。


 
     
  まず 左手方向に 進みます。

2つの坑口を結んでいる線路は、保線工事の最中で、枕木の交換作業が行われていましす。

特に 侵入を咎められなかったため、更に 先へと進みます。
     
  「鑫平窿」 と名付けられた 別の坑口に 到着しました。

二つの坑口は 坑内でも繋がっているのでしょう。
     
  「鑫平窿」 の西には、車庫や古い選砿施設 がありました。

車庫では、坑内用と思しき 小型の電気機関車の 整備が行われているところでした。

なお 職員の話から、砿石列車が運転されているのは 「主平窿」と 選砿施設の間 であることがわかりました。

 
     
  砿石列車を撮るため 「主平窿」の方へ戻ります。

坑口近くにある事務所の前で待っていると、折よく 空車列車が帰ってきました(03号機)。

奥の方には、空車列車の到着を待ち構えている砿石列車の姿も見えます(06号機)。
     
  空車列車と入れ替わるように、砿石列車が発車して行きました(06号機)。

私達も、選砿施設の方に向かって 歩いてみることにします。
     
  500mほど行くと、線路をオーバークロスする道路橋がありました。

沿線には、線路を オーバークロスする道路橋が 2箇所 ありますが、接近してくる 空車列車は ここから 撮ることにしました。

運転手が、 身を大きく乗り出して 後方を見ているのが印象的でした(06号機)。
     
  次の 砿石列車も この道路橋の近くで 撮りました(03号機)。
     
  こちらは 更に先の 道路橋からの眺めです。

空車列車が、走り抜けて行きました(06号機)。
     
  03号機 の牽く 空車列車が、目の前を通過しました。

06号機と異なり、運転席に 2枚の大きな窓がついているのが 特徴です。
     
  途中に かつての 選砿施設の跡(?)がありました。

見晴らしの良い地点で、砿石列車の通過を待ちました(06号機)。
     
  砿石列車は、選砿施設の手前で 機回し作業を行ないました。

その先は、機関車を降りた運転士が 横を歩きながら操作を行ない、推進運転で ゆっくりと進んでいきます(06号機)。
     
  選砿施設のチップラーが見えて来ました(06号機)。

これから 砿石を降ろす作業が行われます。
     
  戻りの空車列車を撮るため、少し戻って 開けた場所で 待つことにしました(06号機)。

列車が通過した後は、黄沙坪の街で 遅めの昼飯を食べ、バスで 郴州に戻りました。