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広旺能源 代池坝煤砿
Daichiba Coal Mine
2017.3.10
レポート : 【 2016.5 】  【 2017.3 】
         
   
ATさんと 旺蒼県の炭砿巡り をしているところですが、 この日は 早朝から 代池坝煤砿を目指します。

前年の訪問の際に、毎朝 8時半過ぎに 北端の坑口から 人車列車が 出てくることが わかりましたので、今回も 待ち受けようという算段です。

なお、今回のガイドは 成都の旅行社(王涛 氏)に お願いしています。
 
   
 
  坑口の前で待ち構えていると、8時40分頃になって バッテリー機関車が姿を現しました。

坑内から 古い坑木を運び出してきたようです。

機関車の運転室の屋根は、段差が付いた独特の形状です。

溶接の跡があることから、運転席の居住性を良くするため 後から 頭上部分だけを 高くしたのではないか と思われます。

なお人車は トロッコの後ろに連結されていて見えません。
     
  今日は、機関車と人車の間に トロッコを10両以上 繋いだ 混合列車です。

発車してしばらく進むと、山際の電化区間になります。

タクシーで先回りして 撮りました。
     
  少し先で 列車が 急に停まったため、不審に思って 眺めていたところ、架線の部品交換工事が始まりました。

バッテリー機関車は、 架線工事の踏み台としては頃合いの高さです。


 
     
  作業は わずか5分程で終わり、混合列車は 走り始めました。

私達も 再び タクシーに乗り込みます。

途中 炭砿アパートの前を横切る区間があるため、ここで 列車の通過を待ちました 。
 
     
  列車は 再び 山際を走り始めました。

しかし、終点の斜砿のヤードが近づくと スピードを落としました。
     
 
斜砿のヤードでは、石炭を満載したトロッコを従えた 電気機関車が、発車の合図を待っているところでした(10号機)。

この後 前回 顔見知りになった職員にお願いして、斜砿の巻き上げ設備などを見学させてもらいました。
     
  沿線でも 写真も撮りたいと考えていましたので、タクシーで 一旦 2km ほど南にくだってから 線路沿いに 北へ向かいました。

11時15分頃、盛りを迎えた 菜の花畑を 石炭列車が通過して行きました(4号機)。
     
  近くで 1時間ほど待っていると、先程の機関車が 空車列車を牽いて戻ってきました(4号機)。

名残惜しかったのですが、ここまで撮ったところで 時間切れに なってしまいました。


麓にある普済の街で昼食を済ませた後は、近くの趙家坝煤砿へと向かいます。