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鑫福煤業　満六煤砿
Manliu Coal Mine
2018.6.2
レポート :  【 2018.6 】
         
   
興文県の山中には 多くの炭砿が散在しているため、今回は 前日のうちに 興文県に入り、一日かけて これらの小炭砿を 回ってみることにしました。

満六煤砿は この日 訪れた炭砿の一つで、Google の衛星写真に 山中にのびる ズリ捨て線が写っていたことから、立ち寄ってみることにしました。

なお、ガイドは 成都の王涛さんに お願いしました。
 		    

 
  満六煤砿に着いたのは、10時40分頃でした。

坑口から東側にのびる軌道を進んで行くと、3台のチップラーを備えた 石炭の積出施設がありました。

居合わせた職員から 「間もなく 坑内から ズリ捨て列車が出てくる時間だよ」 と教えられ、坑口の方へ戻ります。
     
  坑口付近で待機していると、11時頃に バッテリー機関車の姿が見えてきました（1号機）。

車両限界の関係でしょうか、機関車の屋根が 変わった形をしています（1号機）。

ズリを積んだ 4両のナベトロを 牽引していました。
 
     
  坑口を出た ズリ捨て列車は、西側にある ズリ捨て場の方へ向かうらしく、管理棟の前は素通りです（1号機）。

なお 運転室の窓は、鉄板で 塞がれ わざと小さくしてあります（雨よけが目的か？）。

おかげで、運転手は 前方が見難そうです。
 
     
  管理棟を過ぎると 建物は途切れ、 ズリ捨て場まで 周りは 雑木林が続きます（1号機）。
     
  機関車は、ズリ捨て場の手前で ナベトロを切り離し、側線を使って 機回しを始めました（1号機）。
 
どうやら、この先は 推進運転で進む模様です。
     
  機回しが 終わったところです（1号機）。
     
  ナベトロを押しながら ゆっくりと進みます（1号機）。

右側の資材置き場には、丸太が 積み上げられています。


 
     
  前方の視界が良くないので、身を乗り出しながらの運転です（1号機）。
 
     
  ようやく ズリ捨て場に到着しました（1号機）。

待ち構えていた女性スタッフ達が、崖下にズリを落とし始めました。
 
     
  最後の1両のズリ捨て作業は、反対側から撮ってみました（1号機）。
     
  列車が引き揚げた後の、ズリ捨て場の様子です。
     
  空のナベトロを曳いた機関車が 構内に戻ってきました（1号機）。

先ほどの女性スタッフ達も、列車の後を追うように 引き返してきます。

そろそろ 昼休みなのでしょう、運転手は 事務所の中に入ってしまいました。