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宜春钽铌砿
Yichun Tantalum & Niobium Mine

2018.10.28
レポート : 【 2018.10 】
         
   
今回の旅行は 知人のATさん、そしてガイドの 李卓珣さん に ご一緒いただいての 3人旅 です。

宜春駅に 13時に到着した私達は、タクシーをチャーターして 現地に向かうことになりました。

タクシーは 途中から 山道を縫うように走り始め、この砿山が 思いのほか 山奥にあることを実感しました。

なお、今まで、钽(タンタル)や 铌(ニオブ)という 文字はもとより、そのような 金属があることさえ 知りませんでしたので、良い勉強になりました。
  
   

 
  14時近くに、タクシーで 1号線の坑口 近くまでやってきました。

左手のフェンスの内側に 1号線の軌道があります。

2号線(標準軌)の軌道は 更に上の方にあるらしく、後方に見えているのが 2号線からの積替施設 や 選砿施設です。
 
     
  1号線の坑口に到着すると、間もなく 砿石列車が出てきました。

牽引するのは、坑内用とはいえ 14t タイプの大型の機関車です。

砿石列車は 30分間隔で 運行しているそうです。

 
     
  近くには車庫があり、中と外にも 同じ型の機関車が 停まっていました。
     
  車庫の横には 列車の交換設備があり、屋根も設けられています。

14時8分に 空車列車が進入してきました。

できれば、更に この先へ 進みたかったのですが、"危険だから" と 職員に制止されてしまいました。

そこで タクシーに戻って、沿線で 他に撮影できそうな所がないか 探しましたが、良い場所は 見つかりませんでした。

 
     
  あきらめた私達は、再び 坑口へと戻ってきました。

写真は、15時に出てきた砿石列車です。


 
     
  15時5分頃には、空車列車が通過して行きました。

施設を囲む 壁には、「共に築こう 中国の夢」 といった 最新の標語が 描かれています。
     
  15時半になると、また 砿石列車が出てきました(5号機)。

なお 坑口のポータルには 「主平窿」 とあり、ここが メインの横坑 であることがわかります。
     
  3分後、砿石列車の通過待ちをしていた 空車列車が 動き出しました。

この日は 宜春駅から 17時半発の 夜行列車に乗車することになっていたため、これで 引き返すことになりました。