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江南小野田水泥 茨山砿
Cishan Limestone Mine
2019.3.25
レポート : 【 2013.5-準備中 】 【 2017.3 】 【 2019.3 】
         
   
今回は YNさん・ATさん と 上海の浦東空港で待ち合わせ、3人で 南京にやってきました。

懇意にしている タクシー運転手さんからは、事前に 「江南小野田水泥は このところ 毎日 操業しているよ」 との情報を得ていたのですが、いざ 訪問してみると、セメントの在庫増に伴い、週末が 突然の休業となり 列車も 走ることはありませんでした。

その結果、翌月曜日の午後 重慶に移動する私達が 走行シーンを撮影できたのは 「月曜 朝の 2時間だけ」 になってしまいました。

南京市当局の方針を受けて、「春を迎えるのは 今年が最後かも・・」 と 噂されている鉄道ですので、私達にとっては かけがえのない貴重な2時間となりました。

なお 現地でのガイドは、南京の旅行社(曹陽 氏)にお願いしました。
 
   
 
 
  2時間の撮影では 移動時間も限られています。

前日に下見をした結果から、今回の撮影地点は 菜の花が季節を迎えている 廟山地区に絞ろうということになりした。

翌朝 7時50分になると、11号ディーゼル機関車の曳く 職員輸送列車がやってきました。

この日は 編成の後部に、なんと 回送の13号ディーゼル機関車、03号電気機関車を繋いでいます。
     
  上の写真の続きです。

後ろを振り向いて、走り去っていく 職員輸送列車を撮りました(03号電気機関車ほか)。
 
     
  8時50分になると、先ほどの11号ディーゼル機関車が 石灰石列車を曳いて戻ってきました。

菜の花の咲き乱れる 沿線では、農作業が始まりました。
 
     
  続いて 9時13分には、15号電気機関車の曳く空車列車が 目の前を通り過ぎて行きました。

この日は、結構 頻繁に列車が走るようです。
     
  近くの陸橋の上で カメラを構えていると、9時30分に、10号電気機関車 の曳く 石灰石列車が通過して行きました。

 
     
  上の写真の続きです。

名残りを惜しみながら、走り去る石灰石列車を撮りました。

この写真が、江南小野田水泥で 私が撮った最後の写真にならないことを 祈るばかりです。
     
  以下 運休中の日曜日に撮りました写真を 掲載します(おまけ)。

江南小野田水泥 茨山砿のそばに、かつての車両を展示する公園(小火車漫歩公園)が整備されました。

ディーゼル機関車は、ラジエターグリルが塞がれ、ロッドも失われています。

また 機関車や客車の窓ガラスさえありません。

保存状態が良くないのは 残念ですが、高速鉄道を入れて 撮ってみました。


 
     
  この日は日曜日とあって、南京駐在のドイツ人の家族も 遊びに来ていました。

中国で耳にした、子供たちの流ちょうなドイツ語に なぜか 感激!