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霊宝金源砿業 竹峪砿
Lingbao Jinyuan Mining / Zhuyu Gold Mine
2019.5.19
レポート : 【 2019.5 】
         
   
河南省西部の霊宝市には 幾つもの金砿山があるらしく、西安北駅から 高速鉄道を使って訪れてみることにしました。

しかし 訪問してみると、砿山の多くは 環境規制の強化に伴い 操業を停止しており、この日 実際に 砿石列車の走行を見ることができたのは ここ 竹峪砿だけでした。

なお 現地でのガイドと通訳は、西安の李小明さんにお願いしています。   
 
   

 
  竹峪砿の立坑(竪井)です。

最近 塗り替えられたばかりなのか、きれいです。


 
     
  立坑では、慌ただしくケージが上下していて、金砿石を載せたナベトロが 次々に地上に上がってきます。

ようやく、操業中の金砿山に巡り合えました。
     
  立坑の周りで 活躍しているのは、このような 3t クラスの電気機関車です。

構内では 立坑からの 砿石トロッコの搬出が一段落し、次は 空トロッコの搬入作業が始まろうとしています。

立坑の裏側に停まっている空車の編成に、機関車が近づくところです。
     
  いざ ナベトロを押す時になると、運転士は機関車から 降りて、集電用の竿を手に 歩き始めました。

ナベトロを 1両ずつケージに送り込むような細かい作業は、歩きながら 竿先のオンオフでコントロールする方が 良いようです。
     
  空トロッコを全て運び終えた機関車は、先ほどの砿石トロッコの編成へと戻ってきました。

連結を終えると、勢いよく 走り出しました。
     
  上の写真の続きです。

この先にある 選砿施設へと向かうところです。

しかし、ここで 他の職員から 「この先は 危険だから」 と 立入りを制限されてしまったため、この列車の撮影は これが 最後になりました。
 
     
  立坑からは、選砿施設へ向かう軌道とは別に ズリ捨て線も伸びています。

終点のズリ捨て場には、もう1両別の電気機関車が停まっていました。
 
     
  こちらは、南西にある横坑 と 選砿施設とを結ぶ軌道です。

タクシーで引き揚げる際に、坑口へ向かう空車列車を 垣間見ることができました。