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紹興漓渚鉄砿
  Shaoxing Lizhu Iron Mine
2013.9.24
レポート :  【 2013.3 】 【 2013.9 】 【 2014.7.前編 】 【 2014.7.後編 】 【 2016.7 】
         
   
'13年の春に 紹興漓渚鉄砿を訪れたところ 運悪く 下部軌道の砿石輸送が運休でしたので、半年後に 再訪する計画を立てました。

今回も 中国旅行の最終日で、夕方の 帰国便(杭州-関西 便)に乗る前の訪問となりました。

前回と同じように 紹興市内で宿泊し、翌朝 路線バスに乗って 現地入りすることにしました。
  
   

 
 
  東西砿の停留所で バスを降りたのは、朝9時過ぎでした。

写真は バス停に掲げられていたバスの路線図です。

この後、下部軌道の起点である 積替施設へ向かいます。


 
     
  積替施設の構内では、噴霧器を背負った職員が 除草剤を散布していました。

彼の話から 今日は 砿石列車は走らないことがわかり、2回連続で運休か!と ガッカリ してしまいました。

仕方がないので 構内などで 写真を撮ってから 戻りのバスに乗車したのですが、 少し進んだところで、窓の外をノロノロと進む 奇妙な列車が眼に留まりました。

急いでバスを降りたのは 言うまでもありません。

 
     
  こちらが、その列車です。

06号と書かれた L型のディーゼル機関車が、推進運転で 工場方向(右手)に戻っていくところでした。

そして 機関車が押しているのは、昔の坑内用電気機関車らしく 改造して足場が組まれています。

架線点検を済ませての帰りかもしれません。
     
  上の写真の続きです(06号機)。

機関車は、JM80型(江蘇常州内燃機車廠 製)です。

ボンネットには、前方を確認するために職員が乗っていて、おまけに 仰々しく LED警告灯も 点滅していました。

 
     
  上の写真の続きです(06号機)。

遠ざかる列車を撮ろうと 線路脇を走ったのですが、徐々に距離を広げられてしまい ここで 追跡を諦めざるをえませんでした。

後で写真を見ると、運転室の職員達は こちらを見て 笑っていたようです。


 
     
  その後 10分ほどかけて 車庫が見渡せる地点まで行ってみたのですが、先ほどの編成の姿は 見あたりませんでした。

どうやら 庫内に入ってしまったようです。

構内には、今日は走らない 凸型電機機関車が並んでいました。
     
  上の写真の続きです。

構内に入って、別の角度から撮りました(14号機ほか)。
 
     
  帰りは、沿線の紹興酒工場の前まで引き返し、再び バスに乗りました。

工場前の踏切にも、機関車のと同じ LED警告灯が 設置されていました。